「日本で一番明るい朝番組」を掲げる『ラヴィット』(TBS系)は、放送開始2年目にして待望のゴールデン特番を年末に迎える。批判が多かった放送開始当初から風向きが変わったきっかけには、通常数分程度の「オープニング」の長尺化や『水曜日のダウンタウン』とのコラボドッキリ、TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』とのコラボ同時生放送などの”攻めた”演出、企画が挙げられる。同番組プロデューサー・辻有一氏に、冒険的な演出や企画に踏み切っていった経緯を訊いた(一部敬称略)。 聞き手は、テレビっ子のライターで『タモリ学』などの著書があるてれびのスキマ氏。テレビ番組の制作者にインタビューを行なうシリーズの第2回──。【前後編の後編。前編から読む】 「笑っていいとも!」と重なる、待望の“年末ゴールデン特番” 昨今では「令和の『笑っていいとも!』」などと評されることも少なくない麒麟・川島明による朝の帯番組『ラヴィ