夏の風物詩の昆虫採集。この昆虫は珍しい真っ赤な色をしています。 撮影者:「うちの勤務先で見つけたんですよ。わぁと思った。ちょっとたまげたけれど、見たことないので撮影した」 実はこの昆虫。幻の赤い“クワガタ”と言われているとても珍しい虫。その名も「ヒラズゲンセイ」 危険生物対策に詳しい西海太介さん:「このヒラズゲンセイという虫は赤い“クワガタ”と称されるが、クワガタみたいなフォルムであごも大きくてカッコイイので、子どもたちからすると見つけた時にテンションが上がる虫」 初夏を中心に現れる「ヒラズゲンセイ」大きさは1.8から3センチほどで、日本では西日本の一部を中心に分布。クマバチの巣に寄生し繁殖するという特殊な環境で生息しているため、目撃例も少ないといいます。これからのシーズン。夏のキャンプなどで昆虫採集に行く場合、もしこの“幻の赤クワガタ”を見つけても喜んでばかりいられません。なぜなら。 危