薬害オンブズパースンは、1月31日に、「正露丸等クレオソート製剤の販売中止などを求める要望書」を厚生省及び製造・犯罪会社に送付しました。 また、2月6日には、名古屋市の栄ガスビルで「薬害オンブズパースン公開会議in名古屋」を開催し、この問題について一般市民に知らせる機会としました。当日は、約100人が参加して、正露丸の危険性についてのオンブズパースンの議論を学習するとともに、この薬の使用をなくするためにどんな方法が考えられるかについて議論が行われました。 薬害オンブズパースンは、個別クレオソート製剤の危険性のみならず、一般用医薬品の「承認基準」について問題があると提起しています。 以下に、この「要望書」と「公開会議」の内容について、簡単にご紹介します。なお、この文章の責任は、筆者にあります。 1.結論 要約すると、「正露丸等のクレオソート剤は、クレオソートの毒性が強く、安全域がせまく(常用