アイフォーンにはソフトバンクのロゴマークは記されない。あくまでアップルブランドの製品との位置づけだ。インターネット上では、アップルのサイトにだけ端末の詳細情報を紹介。ソフトバンクは自社サイトでの掲載を制限された。 今回、端末代金が実質2万3040円と安価に抑えられたのは、ソフトバンクがその2倍に当たる1台当たり4万6080円もの「販売補助金」を負担するからだ。補助金は、アップルが決めた価格(199ドル)に合わせるため、アイフォーンを販売する各国の通信事業者が負担する。ソフトバンクは価格の決定権を失うと同時に、利益を圧迫された格好だ。 ソフトバンクを“尻に敷く”アップルは、アイフォーン販売に向けて交渉を続けるNTTドコモにも厳しい情報統制を敷いている。ドコモ関係者は「二股交際をかけられた上、『おれと付き合っていることは口外するな』といわれているような屈辱」と嘆く。 さらにアップルは、端末メー