人気お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが、性的な被害を受けたとする女性の証言を掲載した週刊文春の発行元などに損害賠償などを求めている裁判が28日、東京地方裁判所で始まります。出版社側は全面的に争う見通しです。 去年12月発売の週刊文春は、9年前に松本人志さんから都内のホテルで性的な被害を受けたとする女性2人の証言を報じました。 これに対し松本さんが「性的行為を強要したという客観的証拠は存在しないのに、記事で名誉を傷つけられた」として、発行元の文藝春秋と編集長に慰謝料などとして5億5000万円の損害賠償と記事の訂正を求める裁判を起こし、28日から東京地方裁判所で審理が始まります。 文藝春秋側は裁判で全面的に争い、記事の真実性などを主張する見通しです。 松本さんは裁判に注力したいとしてことし1月から芸能活動を休止していて、弁護士によりますと、28日は法廷に来る予定はないということです。
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