ソーシャルメディアが生活に浸透する流れが見えてきた(ここではFacebookやmixiなどの、人と人とのつながりを促進・サポートするコミュニティ型WebサイトにTwitter(ツイッター)などの短いつぶやきを投稿するミニブログなどを含めてソーシャルメディアと呼ぶ)。 このインターネットのコミュニケーション・インフラが改めて注目されたのが、3月11日の東日本大震災だ。震災に伴い、従来型の通信サービスは軒並み途絶した。一方、ソーシャルメディアは、インターネットの堅牢さに裏打ちされ、情報伝達手段としての有効性が発揮された。 なかでもミニブログの「Twitter」やインターネット電話の「Skype(スカイプ)」などの活躍はめざましく、その使い勝手の良さが再認識された。 日本のソーシャルメディアの利用状況はまだまだ米国に及ばないものの、今後のスマートフォンの普及や連携可能なアプリケーションの台頭など