女子生徒に結婚を迫るメールを複数回送るなどのセクハラを加えたとして、大阪府教育委員会は12日、府立高校の男性教諭(63)を再任用期間満了まで、減給10分の1(2カ月20日間)の懲戒処分にし、発表した。男性教諭は「深く反省し、おわびしたい」と話しているという。 発表によると、男性教諭は昨年7~9月、教科担当をしていた3年生の女子生徒に対して計112回メールを送信。うち18回は「君との結婚生活を考えています」などの好意を寄せる内容だったという。7月には女子生徒が提出したノートに「結婚しよう」と書いて返却。女子生徒が断りの返答をした後も送信を続けていたという。男性教諭は「好意を持ってくれ、将来、自分と結婚してくれると勘違いした」と話しているという。女子生徒が同10月に教頭に相談した。男性教諭は既婚者という。