Ricoh GR Digital / Naoshima / Kagawa. 『目からウロコの幸福学』。これは買いです。俗っぽいタイトルとは裏腹に、素晴らしい本。圧倒された。「なにか心理学系でおすすめの本ない?」と聞かれれば、まず間違いなくこの本を薦めるだろう。某進化系Blogで2007年1位と推薦されていたから買ってみたけど、本当に目からウロコがぼろぼろ零れた。実証心理学の醍醐味がぎっしりで、自信をもってオススメできる。そこら辺の新書とは格が違う。なぜそれほど売れていないのか理解できない。編集者と訳者が可哀想。1.学術的に妥当、2.そのくせ読みやすい(訳も的確)、3.内容の密度が濃い、4.説教臭いところが一切ない。この本を読んでつまらなければ、俺が弁償します!ほんとに。学生、社会人、研究者、誰が読んでも感じるところがあるはず。(言語学や心理学に携わっていない)一般の人にとっては、あのスティ
あなたは、頭がいいと思われたいですか? 実際に心理学では、「知性的である」ことの重要な要素として、「メタ認知ができること」が挙げられています。 そしてメタ認知とは、「セルフツッコミ」をすることなのです。 こんばんは。ゆうきゆうです。今夜もセクシー心理学から、こんな話を。 ◆ 知性的な人って、どんな人? 実は心理学では、「知性的である」ことの重要な要素として、「メタ認知ができること」が挙げられています。 またアメリカの心理学者であるジェームスも、「コミュニケーションにおいて何より大切なのは、メタ認知の視点を持つことである」としています。 ではメタ認知とは、いったい何なのでしょうか? カンタンに言えば、「認知をしている自分を、客観的に認知すること」。 たとえば! ダジャレを連発する人がいたとします。 これが周囲に寒く感じるのは、本人が、「それが面白いと信じて疑わない」から。 言ってみれば、「自
ハーバード大学のDani Rodrik(経済学)のブログで面白い論文が紹介されていた。プリンストン大学のAngus Deatonが書いた”Income, aging, health and wellbeing around the world : Evidence from the Gallup World Poll”(2007)という論文。ここで読める。世界132カ国の人々を調査したGallup世論調査のデータをもとに、世界各国で所得と幸福度の関係はどうなっているのかについて考察した論文。上図の横軸は一人当たり国民所得を示し、縦軸は「あなたの人生はどれくらい幸福ですか?」という質問をたずね0~10の数値で自己評定させて得た回答の平均値を示す。それを各年齢層ごとに分けて示したものが、上図。幸福度の平均値は一人当たり国民所得と強い関連を持っており、一人当たり国民所得が2倍増えると幸福度が約1
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