先日のラジオ深夜便で春節のラスベガスの話を聞いた。街のデコレーションが豚だらけという感じだったそうだ。ことさら春節に中国人がラスベガスに集うというものでもないにせよ、中国本土や世界各地、米国の華僑たちは上客であろうから、そういう風景もあるのかもしれないなと思い、ネットでフリッカーの写真を見ると、なるほどそうした印象が伺えるものがあった。 ラスベガス全域が春節ムードというわけでもないのだろうが、こうした風景は数年前からの傾向でもあるようだ。それにしても豚年で豚かと感慨深い。日本人なら亥年なので猪でも飾りたいところだが、猪とはそのまま中華圏では豚である。こうした中国化の風景がラスベガスを覆っているのは考えようによっては違和感もないのだが、イスラム圏でこの光景はありえないだろうな。もちろん、亥年は十二年に一度だからこのデコレーションを毎年繰り返すわけはない。が、華僑あるところ豚は食われ続ける。そ