いわゆる「電子書籍」について、この一年くらいの間に「ソーシャルリーディング」という言葉をよく目にするようになった。「電子書籍」と「ソーシャルリーディング」という組み合わせ、いや、そもそも「ソーシャルリーディング」という言葉にやや違和感を感じるので、その違和感をまとめてみた。異論はあると思う。 そもそも現代において「出版」された「本」を「読む」という行為は何かという話からになる。 「出版」とは 販売・頒布する目的で文書や図画を複製し、これを書籍や雑誌の形態で発行すること from 出版 – Wikipedia ということになる。 言い換えると、 著者が書籍や雑誌記事、論文という形で自分の考えや知、創造やなんやかんや頭の中にあるものを出版という行為によって外形化し、それを大量に複製して頒布するということ になると思う。 個々の読者は意識しないかもしれないが、 著者の考えや知、創造やなんや
2011年5月23日、Seesaaブログなどを運営するシーサー株式会社が、電子書籍の作成・販売やソーシャルリーディングが可能なサービス「forkN」(フォークン)を発表しました。forkNでは、ブログを更新するように電子書籍を執筆することが可能で、作成した電子書籍はEPUBやPDFファイルとしてエクスポートしたり、無料公開・有料販売することができるそうです。また、forkN内で電子書籍を読んだユーザは、ページにふせんを貼ったりコメントを記すことが可能で、それらを公開・共有するソーシャルリーディング機能もあるそうです。同社は今後、共著機能、「N次創作(フォーク機能)」、EPUB3.0対応、動画・音声の挿入や縦書きへの対応、などを予定しているとのことです。 forkN http://forkn.jp/ 本の持つソーシャル性に注目した電子書籍サービス「forkN(フォークン)」を開始(シーサー株
最近、ソーシャルリーディングという言葉を目にする機会が多いですな。 正直「ソーシャルリーディング」が一体何なんだかよくわかっていないんですが、「読書体験の共有」によってコミュニティを形作るのがなんだか面白そうだしお金にもなりそうってなことのようでございまして。 Amazonの電子書籍端末kindleにもポピュラーハイライトという、ユーザーがひいたアンダーラインを共有できる機能があるそうでございますし、他にも既に複数のウェブサービスが存在します。この文章を書いているのは2010年8月11日なんですけれど、日本初のサービスでもQlippyというものが開始したそうですし。 その他にも読書関連サービス、例えば私が使っているのは読書メーターですが、読み終わった本にコメントを付けることができ、気に入ったコメントには星をつけたりできるわけで、これもソーシャルリーディングっぽい香りがしますです。作家の円城
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