筑波大学大学院修了。博士(言語学)。日本学術振興会特別研究員、筑波大学人文社会系助教を経て東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)特任研究員に着任。2018年より、U-PARL副部門長(特任准教授)。専門は言語学・人文情報学で、ヒエログリフ、ヒエラティックをはじめとした古代エジプト文字の言語研究およびデータベース構築に取り組んでいる。 漫画や映画といったポップカルチャーを見渡してもわかるように、古代エジプトほど現代人に愛されている古代文明はないだろう。中でも、神秘的なヒエログリフ――絵物語のようにも見える独特の文字に想像力が掻き立てられる人は多いのではないだろうか。 ヒエログリフの他にも古代エジプトを知る上で欠かせない文字がある。そのひとつが神官文字、ヒエラティックだ。ふたつの文字はどのように使われていたのか? 解読する方法とは? 東京大学の永井正勝先生(
第16回 日本トンデモ本大賞 特別賞 受賞 柳河二笑亭選書 ; 5 編著者:木村 守一 (福岡県柳川市) 発行:ニコラ・フラメル金属材料研究所 協力:周辺言語学会文字学分室、聖ルミエール教会司書官事務室、manus scribens 2006年12月12日発行 電子版 ver 1.00 2018/02/22 編著者の希望により無料公開します。 webで読むのが最も綺麗なようです。 web版と同程度の画質の以下の版をYahooボックスに置いておきます。 pdf版(ver 1.10) (102.9MB) https://yahoo.jp/box/6A5x4f mobi版(ver 1.10) (395.0MB) https://yahoo.jp/box/O9uffF
【地球ことば村・世界言語博物館】 NPO(特定非営利活動)法人 〒153-0043 東京都目黒区東山2-9-24-5F http://chikyukotobamura.org info@chikyukotobamura.org 世界の文字 シュメール文字 英 Sumerian シュメール語の表記のための文字体系で,現在わかっている最古の文字は,前 3200 年頃のウルク(『聖書』のエレク)遺跡から出土した古拙文字(絵文字)で,一般に「ウルク古拙文字」と呼ばれる。「ウルク古拙文書」には約 1,000 の絵文字が使用されていた。このウルク文字が発明され時期とほぼ同時期にエジプトの象形文字,原エラム文字も発明されたと考えられる。[小林 2009] ウルクで発明された文字が整備され,完全な文字体系に整えられるのは前 2500 年頃のことである。文字の数も約 600 に整理され,シュメール語が完全に
紀元前2600〜1900年頃、現在のパキスタンとインド北西部に栄えたインダス文明は500年以上もの間世界で最も進んだ地域だった。モヘンジョダロなどの巧みに計画された大規模な都市が複数存在したこの文明は文字も残しているが、その意味は誰にも分からない。 ネイチャー誌で、アンドリュー・ロビンソンがインダス文明の文字の解読が難しい理由を考察している。彼によれば、元の言語について全く不明であり、ロゼッタ・ストーンのような他言語の石碑もないため、研究者はその構造を手がかりに他の文字と比較を続けるしかないことがその原因だ。 インド学者の多くは、シュメール人の楔形文字やマヤ文字のようなロゴシラバリー(全ての文字が形態素とその発音の音節を表す文字体系)であるが、話し言葉や完全な文字体系とは異なると考えているという。また、インダス語の一部のみしか表していないと考える研究者もいるようだ。最近では、インダス文字の
人類の覚醒と真実 地球という場所の真実 ロシアの数学者たちが「ヴォイニッチ手稿の言語構成の解読に成功」との報道。使われている言語の60%は英語とドイツ語であることが判明。そして内容の一部には「ケシからアヘンを採取する方法論」が含まれる模様 2017年4月19日のロシアの報道より ・lenta.ru 最近、戦争やそれに準じたゴタゴタの噂が多いこともあり、時事関係の記事が多かったですが、今日はやや色合いの違う記事です。 少し前に、 「ロシア人数学者たちがヴォイニッチ手稿の解読方法を発見した」 というニュースがロシアのメディアで一斉に報じられていまして、そのことをご紹介したいと思います。 ヴォイニッチ手稿関係のニュースが大々的に報じられるロシアという国も、なかなかのものですが、In Deep では、過去にヴォイニッチ手稿関係の新しい報道が出た時には、それをご紹介してきた経緯がありますので、今回、
台湾の街の看板など至るところに多く使われ、街の雰囲気を作り出している楷書の書体、《商用字彙》。この書体および書家・劉元祥氏について詳細に調べた様子が、台湾 JUSTFONTのブログ記事に掲載されています。 朝の出勤時に目の前に止まっているトラック。その荷台に詰まれた段ボール箱にはどれも、フルーツの名前がこの書体で印刷されていました。 昼食に出かける時に見た、屋台の看板にもこの書体が使用されていました。 仕事を終えて漢方医院に立ち寄り、貰った薬の袋にもこの書体。夜、ゴミ捨てに出た時も、ゴミ収集車にこの書体を見ました。 これから夜食の「台湾風唐揚げ」を買いに行く時も、きっとこの書体を見るでしょう。 ついでにパイプを買おうと思った時にも、この書体の看板の中から金物屋を見つけます。 たまに参加する街での抗議デモの時に見た、パトカーにもこの書体がありました……。 この書体が好きな人もいれば、そうじゃ
現代、日本人でも江戸時代以前に書かれた「変体仮名」、「くずし字」を読める人は少ない。一説には、読める人が1万人を割ったともいわれている。文字とは、その国の文化歴史をひもとき、継承していくための大きな鍵、その読み手の喪失は大きな危機だ。そこで最近、スマートフォンを使ってゲーム感覚で学べるアプリやくずし字を解読するシステムが登場、話題となっている。それぞれ、あくまで学習の補助だったり、まだまだ精度に改善の余地があったりするが、専門家以外にも意外な需要があることが判明した…。(安田奈緒美) 解読するには「まず覚える」必要あり それでも大人気 平安時代から近世まで日本で広く使われていた「変体仮名」。例えば、ひらがな「け」に対して「介」や「希」「気」「計」「遣」など複数の字母、パターンがある。さらにそれら漢字が「くずし字」となってしまうため、現代、戦国武将の書簡や浮世絵に書かれた文字を読みたくても、
ヴォイニッチ手稿ハッカソンという謎のイベントが開催されるので主催でもなんでもないけど勝手にそれ向けの資料をまとめていく。 計算言語学の論文を書いた時に、ネタでVoynich manuscriptとRongorongoも一緒に計算対象にしたりして、サーベイをしたのでその時の知見をまとめて行く。書いた論文は別に未解決文字にフォーカスした論文ではなく面白いかどうかはわからないけどかなり真面目な内容の奴なのであしからず。 voynich maniscriptとは 謎の文字と気持ち悪い絵がいっぱい書かれた変な本。何らかの未知言語で書かれているかもしれないし、適当にそれっぽく作って詐欺に使われた道具かもしれない。個人的には、アラビア語系の言語で書かれたなんらかの文書をもとに適当に作ってそれっぽい絵を付けた美術品だと思ってる。 以下のページが、これまでの歴史的経緯について詳しい http://www.v
世界の現用文字28種すべてと、 歴史的文字97種 このページは世界の現用文字28種すべてと、歴史的文字97種を集めたページです。 ひとくちに現用といっても、「実際に使われている」かどうかを判別するのはなかなか困難です。 文字というのは案外簡単に創作できてしまいますし、民族的な理由や宗教的な理由から特殊な文字がわざと使われる場合もあります。 ここでいう現用とは「日刊の新聞が発行されている」という基準をとりました。 「日刊新聞」が発行されていれば、日常的に毎日その文字を読む人がいるということであり、基準としては一番明確だと考えられます。 証明のためにできるだけ、新聞のうつしを集めています。 もし、ここに載っている以外の文字で日刊新聞が発行されているという事実があれば、下記「お問い合わせ」欄からお知らせください。 また、日刊新聞が発行されているほどではないが、実際に使われている文字や歴史的意味の
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