世界でも評価される日本のテレビアニメだが、今や作品数は飽和状態で、一度でも“負け組”になると巻き返せない状況になっている。 そんな中、テレビアニメの放送終了後にブレークし、“敗者復活”を遂げた作品がある。 「キルミーベイベー」だ。ブルーレイ・ディスク(BD)1巻は初週販売686枚(オリコン調べ)で、「売れないアニメ」のらく印をいったん押されたが、 1年半後に出した新作アニメDVD付きベストアルバムCDは初週7000枚(同)突破、 今月4日に発売したアニメのブルーレイボックスは初週4000枚(同)と放送終了から時間がたってから人気を呼んでいる。 なぜ巻き返せたのか探った。(毎日新聞デジタル) ◇攻めのアニメもBDは失速 「キルミーベイベー」は、月刊マンガ誌「まんがタイムきららキャラット」(芳文社)で連載中のカヅホさんの4コママンガだ。 学校に通う可愛い“殺し屋”の少女・ソーニャと、おバカな発