イスラム教の預言者ムハンマドを冒涜(ぼうとく)する映像が米国で作られたことに抗議するため、中東・アフリカやアジア各国で起きた14日のデモの死者数は、同日夜までの各地の報道を集計すると、少なくとも7人に達した。 チュニジアの首都チュニスでは、イスラムの教えを厳格に実践することを求めるイスラム厳格派の若者たちが米国大使館の敷地内に突入。建物に投石したり、火炎瓶を投げ付けるなどした。近くのアメリカンスクールにも放火し、治安部隊と衝突。保健省によるとデモ隊の2人が死亡、警官を含む40人が負傷した。 襲撃を受けてマルズーキ大統領はテレビで演説。「(映像に対する)人々の怒りは理解できるが、友好国の大使館を襲う行為はまったく容認できない」とデモを強く非難した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご