北主導の南北統一図る北朝鮮、核は米国の中立をうながす鍵〜米韓同盟の変化を北朝鮮はどう見ているか? (武貞 秀士=防衛研究所統括研究官) マカオのバンコ・デルタ・アジアにある北朝鮮関連の資金問題に注目が集まり、6カ国協議のゆくえが不透明になっている。今後の日本の防衛に深くかかわる、もう1つの問題が米韓同盟である。1万2500人規模の在韓米軍削減が進行中であり、米韓連合司令部の戦時作戦統制権の移管と司令部解体の日が5年後の4月17日に決まった。米韓同盟の変化を北朝鮮はどう受け止めたか。日本とアジアにとっての意味は何かを考えた。 国連から米国へと移った作戦統制権が韓国に戻る 世界における米軍の再編が進んでいる。在韓米軍はブッシュ政権が発足したときは3万8000人だったが、2008年末までに2万4500人程度になる。 その後、戦時作戦統制権の韓国への移管作業が始まる。連合作戦を遂行する際
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く