ストリーミングサービスの浸透で激変するポップミュージックの世界 2015年6月にApple Musicが、2016年11月にSpotifyが上陸し、ここ日本でも「ストリーミングサービスで音楽を聴く」という文化が浸透しつつある。こういった環境の変化に伴い、ポップミュージックは激動期の真っ只中にあるわけだが、その実情はどれくらい伝わっているのだろうか? 去る11月11日と12日、CINRA主催のカルチャーイベント『NEWTOWN』が開催された。このうち12日夕方に行われた「田中宗一郎 presents 『2017 On the Tracks』」に、田中宗一郎、宇野維正、柴那典という三人の音楽評論家 / ジャーナリストが登壇。およそ100分に渡ってトークライブが繰り広げられた。 会場の様子(左から:柴那典、宇野維正、田中宗一郎) 最初に話題となったのは、日本と世界の音楽シーンの断絶、および201
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