雨が降る前や降った後に、独特の匂いを感じたことがあるでしょうか。この「雨の匂い」が好きだという人もいますが、なぜ無臭のはずの水から匂いがするのでしょうか? 今回のサイエンス・チャンネルでは、この「ペトリコール」と呼ばれる匂いについて解説します。パルミチン酸やステアリン酸、そしてゲオスミンやオゾンの匂いが組み合わさっているそうですので、今度雨が降ったときには、化学物質のことも少し意識して匂いを嗅いでみてください(SciShowより)。 雨の匂いは「ペトリコール」という マイケル・アランダ氏:雨のにおいが好きだという人は多いですね。雨のにおいはさわやかさや清潔さ、そして……湿った感じを連想させます。でも水には何のにおいもありません。それでは、あの香りは一体何なんでしょう? 私たちは雨のにおいを清潔なものとして感じていますが、実はそのにおいの大部分は泥や岩から来ているのです。雨のにおいには「ペト
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