コロナの影響で死者数が増大するマラリア コロナウイルス発生後、約半年が過ぎようとしていますが、亡くなった方の多くは高齢者の方で、子供の命はあまり失われていません。 しかし今年、何十万という数の子供が、命を失う恐れがある病気があります。 それはコロナではありません。マラリアです。 マラリアは、ご存知の通り、ハマダラ蚊が媒介する伝染病ですが、2015年には世界中で2.1億人もの人が感染したと伝えられています(WHO調べ)。 コロナの影で、あまり注目されていないこの感染症に関して、米Foreign Policyが次のように伝えています。 世界保健機関(WHO)は、マラリアによる死者数が、最悪のケースでは、今年37万人に上りそうだと予測しています。これは現在の、コロナウイルスによる世界の死者数とほぼ同じです。 今年、マラリアによる死者が急増する理由は、コロナウイルス感染拡大によって、マラリアの予防