【耳より情報】カプセルホテルが部屋になった! 客室乗務員風の女性がお出迎え ホテル不足解消に期待大きく おしゃれなカプセルホテルが続々オープンし、女性客を増やしている。訪日外国人急増で逼迫(ひっぱく)するホテル需要の受け皿となり、「安価で合理的」と今時の志向ともマッチした。中小ビルの再生策としても熱い視線が注がれている。(重松明子、写真も) 東京メトロ赤坂駅徒歩1分。港区の一等地に、3月30日開業した「ファーストキャビン赤坂」のフロントに進むと、自動演奏ピアノからクラシック音楽が流れ、客室乗務員風の制服を着た女性が出迎えてくれた。築40年の飲食ビルが「コンパクト&ラグジュアリー」をうたうカプセルホテルの8軒目の施設に生まれ変わった。 開業2日目で稼働率100%。「ビジネスホテルの価格が上昇し、宿泊費を安く抑えて食事や遊びに回したいという、20~30代の女性旅行客が増えている」と広報の木村か