<週刊金曜経済 Kin-yo Keizai> 世界的な環境保護意識の高まりや、インターネット通販サイトの利用拡大を背景に注目が高まっている中古品市場。関西発祥のブロードリンクはパソコン(PC)の高度なデータ消去技術で信頼を集め、現在は大手企業など約1万社から年間100万台の中古PCを回収し、卸売り販売をしている。榊彰一社長(48)にビジネスに込める思いや展望を聞いた。【杉山雄飛】 ――どのような事業をされているのですか。 ◆大手企業やリース会社、中央官庁などから業務で使い終えたPCを購入し、中古販売会社に卸売りをしています。その際、PC内の情報が漏えいしないよう、セキュリティー対策を万全にしています。データ消去には米国防総省などが採用しているソフトウエアを使い、PCを保管するテクニカルセンターには入退室の認証システムや24時間監視カメラも設けています。 ――中古PCの業務を始めたきっかけは
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