新型コロナウイルス対策について助言する、厚生労働省の専門家会合が開かれ、全国の感染者数は一部の地域を除いて減少傾向が続いている一方、多くの地域で10歳未満の感染者が顕著に増加しているほか、夜間の人出の増加傾向が見られるとして、引き続き基本的な感染対策や体調管理を徹底するよう呼びかけました。 専門家会合は、現在の感染状況について、大型連休の後半以降に見られた全国的な増加傾向は続かず、首都圏などでは去年夏の第5波のピークを下回っている一方、特に沖縄県では去年の年末からのピークを上回り、感染者数が全国で最も多い状況が続いていて注意が必要だとしています。 年代別に見ると、10歳未満の感染者が多くの地域で顕著な増加となっていて、感染場所のうち、学校や保育所、幼稚園が占める割合が高止まりの状態となっているとしています。 また、夜間の繁華街の人出については、全国の半数以上の地域で増加傾向が見られ、中には