パレスチナ・ガザ地区中部で6日早朝、モスク(イスラム教礼拝所)や避難所になっている学校をイスラエルが空爆し、ガザ保健当局によると26人が殺害された。
画像説明, イスラエル軍の空爆で破壊された国連運営のアル・ジャウニ学校。この学校への攻撃はガザでの開戦後5度目だという(11日、ガザ中部のヌセイラト難民キャンプ) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は11日、パレスチナ自治区ガザ中心部でUNRWAが運営する学校の一つがイスラエル軍の空爆を受け、同機関の職員6人が殺害されたと発表した。昨年10月にイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以降、「一度の攻撃による(UNRWA)職員の死者数としては最多」だという。 複数の病院関係者やハマス運営の民間防衛隊によると、ガザ中部にあるヌセイラト難民キャンプのアル・ジャウニ学校が攻撃を受け、少なくとも14人が殺害された。学校には家を追われた数千人のパレスチナ人が身を寄せていた。
パレスチナ自治区ガザ地区に侵攻中のイスラエル軍は、ガザ市にある広大なアル・シファ病院を2度襲撃し、4月1日に撤収した。その後、焼け野原になった廃墟を見たパレスチナ人たちはぼうぜんとした。 8カ月続いているこの戦争の中で、病院は繰り返し攻撃の的にされてきた。イスラエルは、イスラム組織ハマスが病院を利用していると主張している。ハマスはこの主張を否定している。
画像説明, ICJのサラム裁判長(中央)らはイスラエルに、ラファでの軍事作戦を直ちに停止するよう命じた(24日、オランダ・ハーグ) 国連主要機関の国際司法裁判所(ICJ)は24日、ガザ地区南部ラファでの攻撃をただちに停止するよう、イスラエルに命令した。南アフリカが16日に起こした訴えを受けてのもの。これに対してイスラエル政府は、ICJの命令を拒絶すると声明を発表。判決から間もなく、イスラエルの戦闘機がラファ中心部の難民キャンプを空爆した。
パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラム組織ハマスが停戦案の受け入れを6日に発表したことは、戦況を注視している多くの人々を驚かせた。同時に、今後数週間で何が起こるかについて、イスラエルの想定を覆すこととなった。 停戦案については、アメリカが「非常に寛大」だとしていたものの、イスラエルはハマスがこれを拒むだろうと予想していた。イスラエルは夜明けとともに、軍事作戦が間近に迫っているとして、パレスチナ人に対しラファ東部から避難するよう警告した。
イスラエルが占領する東エルサレムで12日夜、パレスチナ人の少年(12)がイスラエルの警官に射殺された。 東エルサレムで生まれ育ったラミ・アル・ハルフリさんはこの夜、自宅前できょうだいや友人らと遊んでいた。空に向かって花火を打ち上げようとしたところ、イスラエルの警官に撃たれたとみられる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く