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ブックマーク / note.com/hikarus225 (2)

  • 『神様のメモ帳』についてあれこれ|杉井光

    『神様のメモ帳』1巻の発売年を藤島鳴海高校一年生の年だとすると、今日は彼の30歳の誕生日ということになる。ついでにアニメ放映からちょうど10年が経ったし、なんとなく節目の年だ。なにか書いておこうかな、と思い立ち、(おそらく最後の)短編一と、備忘録の意味も込めてそれぞれの巻を書いたときのあれこれを思い出せる限りここに書き記した。 短編の方はカクヨムにアップしてある。 以下、全巻解説。当然だがネタバレの嵐であり、『神様のメモ帳』未読の方は絶対に読んではいけない。 第1巻すべてのはじまり、エンジェル・フィックス事件。 デビューシリーズが3冊で打ち切りとなった後、今後作家としてやっていけるのかどうかもわからず五里霧中で立てまくった企画のうちのひとつに編集さんがGOを出し、手探りで書き始めたのが《ニート探偵》だった。 もともと《ニート探偵》というのは、2chの文芸板に僕が常駐していた頃にネタで書き

    『神様のメモ帳』についてあれこれ|杉井光
    xorzx
    xorzx 2021/10/31
  • 『ライトノベルの定義』に対する最終回答|杉井光

    はじめに ライトノベルの定義、という話題はとにかく荒れる。荒れまくる。これまで万人が納得する統一見解が出た試しがないし、「持ち出すと荒れるので話し合うのはやめよう」という風潮まで現れる始末だ。 でも、そんなに難しい話だろうか? 僕はライトノベル作家である。 昔は、自分がそうなのかどうかちょっと自信が持てずにいたが、今は自信を持ってはっきりと言える。ライトノベル作家である。明言できるということは自分の中で確固たる「ライトノベルの定義」ができているということでもある。 稿は、「ライトノベルの定義」という議題にこれ以上人々が振り回されることなく、無駄な議論に費やしてきた時間を一冊でも多くの読書(できれば僕の著作を)に向けさせるために執筆したものである。 まず、なぜライトノベルの定義論がこれまで不毛なままだったのか。 これは、以下の二つの重要なポイントについてしっかりと周知・確認ができていないま

    『ライトノベルの定義』に対する最終回答|杉井光
    xorzx
    xorzx 2020/11/11
    "青春期に抱く憧れを、読者の心を惹きつけるための原動力として恥じることなく用いた小説”なかなか良い定義だと思う。”恥じることなく”が特に良い。
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