モノクロの古典映画、そう聞いただけで、ちょっと? まあ、そう感じても仕方ない・・・ 単調なカメラワーク、視覚効果もなく、度肝をぬく派手さもない。 確かに、古い映画は見て辛いものがあります。 しかし、古典には古典の良さがあることも事実で、 私たちが、心のどこかに忘れ残した深淵に響くドラマ。 どんな人にも物語があります。 そんな人々の語るにたる尊い物語、心が痛くなる作品を集めてみました。 目次 『道』 『鉄道員』 『ローマの休日』 『男と女』 『ドクトルジバゴ』 『ブーベの恋人』 『舞踏会の手帖』 『7人の侍』 『道』 1954年公開イタリア映画 監督:フェデリコ・フェリーニ 出演:アンソニー・クイン/大道芸人ザンパノ ジュリエッタ・マシーナ/知恵遅れのジェルソミーナ 映画『道』ジェルソミーナ サーカスで大道芸をして小銭を稼ぐ、そんな底辺で生きる人たちの話であって、見るのが辛い映画です。当時の