今年もたくさんの人で賑わったBlack Hat USAのデモ展示会場「Arsenal」。その一角で、軽妙な連係プレーを繰り広げながら共同開発したセキュリティツールをデモする2人組がいた。明治大学 総合数理学部4年の小池倫太郎氏と、東京電機大学大学院 未来科学研究科2年の野村敬太氏だ。 「Black Hatに参加するのも初めてですが、そもそもこういう場でデモ展示すること自体が初めて。1時間は本当に長かった……」。展示終了後のインタビューで、苦笑いしながらも少しほっとした様子の両氏。展示ブースではツールの説明に聞き入る参加者も多く、2週間前からプレゼンテーションの練習をした成果はあったようだ。