「自然と都市機能とが調和する街。四季折々の風景が非常に豊かな湖。まさにムーミンにぴったりの地だと考えた」(玉井信光・フィンテックグローバル社長)。2013年11月に「ムーミン物語」が設立されてから早や1年半、ついにムーミン童話を主題にしたテーマパーク「Metsa(メッツァ)」の全容が明らかになった。 「メッツァ」は、フィンランド語で「森」を表す言葉だ。開設予定地は東京都心から電車で1時間前後の埼玉県・飯能市。宮沢湖畔の自然豊かな土地(約18万平方メートル、東京ドーム約4個分)に、「パブリックゾーン」「ムーミンゾーン」の2つからなるテーマパークを建設する。2017年に開業する計画だ。 入場無料のショッピングエリアも ムーミンを題材にこれほど大規模なテーマパークが作られるのは、作者のトーベ・ヤンソン氏の故郷・フィンランド以外では、日本が初めてだ。 「パブリックゾーン」は北欧の森の中をイメージし
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