カタール・ドーハで欧米との会談に臨むタリバン代表団(2021年10月12日撮影)。(c)KARIM JAAFAR / AFP 【10月12日 AFP】アフガニスタンを統治するイスラム主義組織タリバン(Taliban)は12日、カタール・ドーハで欧州連合(EU)および米国の代表団と会談した。タリバンは外交を通して、国際支援の取り付けを目指している。 20年にわたる駐留を終えた米軍の撤退後、アフガンで再び権力を掌握したタリバンは国際社会に対し、政権としての正式な承認と、人道危機を回避するための支援を求めている。 今回の対面での会談は、タリバンが長年政治事務所を置いてきたカタールが仲介した。 EUのナビラ・マスラリ(Nabila Massrali)報道官は今回の会談について、希望者の自由な出国、人道支援へのアクセス、女性の人権尊重に加え、アフガンが「テロリスト」組織の温床になることを防ぐなど、「