ロシア西部の軍の訓練施設で2人が銃を発砲し11人が死亡したことをめぐり、ロシアの独立系メディアなどは容疑者は中央アジア出身のイスラム教徒で、宗教をめぐる口論が原因だった可能性もあると伝えています。 ロシアの国営通信社はロシア国防省の話としてウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州の軍の訓練施設で15日、2人が銃を発砲し、11人が死亡、15人がけがをしたと伝えました。 当時、訓練施設ではウクライナへ派遣される兵士の射撃訓練が行われ、2人は訓練中の部隊に向けて小銃を発砲したということです。 ロシアの独立系メディアなどは16日、目撃者の証言としてイスラム教徒の兵士らがウクライナへの派遣に反発したところ、上官が「聖戦だ」と述べたうえで、「アッラーは臆病者だ」などとイスラム教を侮辱する発言をしたと伝えています。 その後、射撃訓練が始まると、イスラム教徒だという一部の兵士がこの上官を射殺し、ほかの兵士