2017年3月30日のブックマーク (1件)

  • ベンゾジアゼピン離脱症状、急性および遷延性(第Ⅲ章の前半)

    "社会を変えるのは私たちの行動。 社会が変わらないのは、 私たちが行動しないから" ~ Wayne Douglas 2012 ~ 第Ⅰ章では、ベンゾジアゼピンが体内でどう作用するか、また、いかにして耐性や依存が形成されるかについて言及しました。第Ⅱ章では、緩徐な漸減(ぜんげん)の必要性について論じ、漸減法の実践例を示しました。この章では、ベンゾジアゼピンが身体から抜けていく離脱中および離脱後に何が起こるかについて言及し、離脱症状および、それが起きた場合の対処法について焦点を合わせながら解説します。 第Ⅱ章で概説したように、個々の必要性に合わせて調整した緩徐な漸減により、離脱症状は最小化され、かなり避けられるということは、いくら強調してもし過ぎることはありません。しかし、ベンゾジアゼピン長期服用者の中には、たとえ服薬が継続していても“離脱”症状が現れる人がいます。これは薬剤耐性の形成によるも

    ベンゾジアゼピン離脱症状、急性および遷延性(第Ⅲ章の前半)