“未曾有(みぞう)の不景気”が日々見出しを踊る昨今でも、環境対策やエコのキーワードは、依然として企業活動の至上命題のひとつに挙げられる。そんな環境対策のヒントになりそうなイベントが、2月5日と6日、東芝本社ビルで開催された。 「東芝環境展」は東芝社内およびグループ各社の環境に対するさまざまな取り組み方を製品や活動を紹介するイベントだが、単なる「企業のエコ活動」をアピールするだけではなく、すぐにでも真似できそうなプロジェクトやアプローチを見ることができた。 LED電球ならCO2排出量が1/6に低減 メインテーマとなる“環境ビジョン2050”。「ファクター10」の「現在のCO2÷GDPを1/2にする」という目標は、どの企業・国家においても難しい課題だろう 東芝の環境へのアプローチは「環境ビジョン2050」。つまり“人類の活動による環境負荷を1/2にする”(ファクター10)という考え方であるが、
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