前回の後半で、dot-qmailで実行したコマンドの終了コードによって、次の配送を行うかどうかを制御できると書きました。 今回は、この仕組みを活用した例を2つ紹介したいと思います。 携帯電話からのメールをあるプログラム(process-ktai-mailとします)で処理したいとします。 携帯メールのenvelope fromのドメインパートはキャリア毎に決まっているので、ドメインパートを見れば携帯メールかどうかを判断することができます。 しかし、この判断ロジックを同じようなプログラムのそれぞれに実装するのは面倒ですしDRY (Don't Repeat Yourself)の原則からも外れるので、こんな風にしてみましょう。 mobile-valveというプログラムが、携帯メールかどうかの判断を行う。 mobile-valveは、携帯メールの場合はexit 0(後続の配送命令を実行する)し、そう
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