HTML5の対応を強化し、他社製品/サービスの混在にも配慮 とはいえ、PCの世界でマイクロソフトが強いのは自明だ。少し俯瞰(ふかん)してPCだけでなく、スマートフォンやタブレットといった端末を含むパーソナルコンピューティング全般を見たとき、マイクロソフトはどのような戦略を持っているのだろうか。 マイクロソフトは、各スクリーン(ゲーム機、PC、タブレット、スマートフォン)ごとに、多様な開発フレームワークとツールを提供しており、何をどのように使ってアプリケーションを作るかは開発者が自由に選べるようにしている。 コンシューマー市場に関しては、これらを駆使してWindows Liveとして提供してきたサービスやストレージを中心に、各スクリーンを統合していく絵を描いている。マイクロソフト自身が各スクリーン向けに提供している標準装備のアプリケーション、さらにはOfficeもサービスとの統合・連携を強め