東京都にも3回目となる緊急事態宣言が出されることとなりました。一年間で3回目、しかも前回の緊急事態宣言が明けてからまだ一ヶ月ということも考えると、多くの人にとっては「緊急」ではなく「日常」だと感じられてしまい、どこまで宣言による効果が期待できるのかはわかりません。 とは言え、感染者数が飛躍的に増加していることや、都内でも感染力が強い変異株に切り替わってきていることなども考えると、それが緊急事態宣言を出すことなのかはさておき、これまでとは異なる、より効果を生むような対策が求められてくることは間違いありません。 しかし、このタイミングで都民や国民に負担を強いるような政策を出すと、必ずネット上で噴出する声があります。 「だったら、オリンピックを中止しろ」 ひとつひとつ科学的に検証した上で、オリンピック・パラリンピックの開催にどれだけの感染拡大リスクがあるのかを正確に示すことはできませんが、一年間