先日開通したばかりの全長約42キロメートルの世界最長橋「青島海湾大橋」(中国・青島市)が、ガードレールが所々に抜けており、またボルトが緩い所も見つかっていたことが6日わかった。 中国中央電視台の報道によると、ボルトが緩んでいたり、またいくつか取りつけられていない所があるなど不備が見つかった。夜間走行の際には不可欠となる照明についても不完全なのだという。 中国共産党の創立90周年の前夜である6月30日に開通し、1日あたり1万8000台の車両が通行している。 工事の従事者は取材に対して「取りつける時間が十分になく、オープンまでに間に合わなかった」と答えているだ。つまり、事実上は未完成だったということになる。 現段階では、そのほかには問題はまだ見つかってはいないものの、文字通りの突貫工事で、何か問題が出てきそうな感もある。 橋の工事を行った、山東高速グループは「配線を調節するために、いくつかは取