昨年、中国の電子機器メーカーのファーウェイ(Huawei)の日本支社が、新卒のエンジニアを初任給40万円で募集し、大きな話題になりました。日本の大卒の初任給はおよそ20万円ですから、その倍というわけです。ファーウェイ・ジャパンはこれをサラリと「グローバルスタンダードでございま〜す」と言っていましたが、本当はこれ、グローバル・スタンダードの半額以下の給与水準です。 でも、もしも英語が堪能ならば、本当のグローバル・スタンダートの給与水準で職を得ることが可能になります。 無論、ただ「英語だけ」ができてもこうした会社は採用してくれません。 ところが、持っている武器が「エンジニアリングのスキル」と「英語」の2つになると、こうした企業に自分を売り込むことも十分可能になってくるのです。 僕はアップルの米国本社で管理職に就いて働いていましたが、たとえ新卒でもエンジニアを1000万円以下で採用したことなど一