Swiftでリアクティブプログラミングを実現する RxSwift というライブラリがここ最近注目されています。この記事では、そのライブラリの使い方ではなく、 ライブラリ自体の作り方 をご紹介します。一つの記事ですべてを説明するのは非常に厳しいので、まず Observer や Observable といった基本的なコンポーネントとその周辺について、ひとつずつ作っていく流れで説明します。 注意事項 以下の内容を理解しなくても RxSwift は十分使えるライブラリです まだ Rx 系のライブラリを使ったことがない方は、まずライブラリを使ってみてください Qiitaの記事を読むのもよいですが、公式のドキュメントやExampleが充実しているのでそちらを読みながら、まずはコードを書いてみることを強くお勧めします。意外に簡単に使いどころが理解できるようになると思います。 記事の内容的には Rx 系ラ