せっかくなので、今日現在思っていることを書きつけておこうと思う。 2020年オリンピックの東京開催が決まったことで、twitterなどではゼネコンは手放しで大喜びだろうというコメントも散見されたが、会社の偉い人がどう思っているかは別にして、ゼネコンのいち社員である私としては特に大きな喜びはない。むしろ不安、とまではいかなくても、困惑しているといったところが、正直な気持ちだ。 ぼくが一日も早い被災地の復興をお祈りしない理由 - concretism その理由としては、上のエントリですでに書いているように、震災以来の労務者・技術者の不足という問題が、ひとつ大きなものとしてある。この状況下で新たに大量の建設工事が降って湧くということは、震災復興を含む重要な工事のいくつかを、後回しにせざるをえないということが、すっきりしない気持ちの背景にある。 震災復興については、20年とか50年とか、目標をもっ