来月に始まる確定申告を前に、国税庁がキャンペーンを始めた。ただ、森友問題の渦中にいた佐川長官がそのトップにいるだけに、納税者の心境は複雑なようだ。 東京国税局王子税務署・吉田隆夫署長:「ぜひぜひ、早めの申告手続きをお願いします」 国税庁は来月からの確定申告に向け、PRイベントを開き適正な申告を呼び掛けている。ところが…。 財務省・佐川宣寿理財局長(当時):「交渉記録というのはございませんでした。記録が残っていないということであります」 国税庁トップは森友学園問題で交渉記録を破棄したなどと繰り返し、就任会見もしていない佐川前理財局長。 個人事業主:「100円、200円の領収書も必ずもらって、税務署のチェックも厳しいので。日本の国はこれでいいのかって思いは強い」「堂々と税金取って自分たちがどうなっているのか、はっきりさせた方が良い」「嘘、偽りがなければ正々堂々と記者会見すべきだし、そういう人が