11月2日、日銀は円売り・ドル買い介入で金融市場に放出した7.5─8兆円の円資金について「非不胎化」を行う方針を決めた。写真は10月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 2日 ロイター] 関係筋によると、日銀は2日、10月31日の政府・日銀による円売り・ドル買い介入で金融市場に放出した7.5─8兆円の円資金について、吸収を見送る「非不胎化」を行う方針を決めた。 市場に大量の資金を滞留させることによる金融緩和効果を期待し、円を売られやすくすることで為替介入を側面支援する。