関西を拠点に活躍してきた女優でタレントの牧野エミさん(まきの・えみ=女優、本名・恵美=えみ)が17日午前10時2分、肝臓がんのため死去した。53歳。通夜は18日午後6時、葬儀・告別式は19日午後0時半、兵庫県宝塚市栄町2の10の13、大林寺会館で。喪主は母、てるさん。 牧野さんは、演劇ユニット「売名行為」や「劇団MOTHER」の中心メンバーとして昭和60年以降の関西小劇場ブームを牽引。一方で、テレビドラマやラジオ番組で活躍してきた。本紙でも平成12年からコラム「MAN・MENのエミ劇場」を執筆した。 乳がんの経験を持つことから「ピンクリボン運動」などがん予防活動にも積極参加してきた。 今月14日、レギュラーを務めるABCラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」には普段通り出演したが、翌15日に体調不良を訴え、入院していた。 同局の三代澤康司アナウンサーは「14日も普段とまったく