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2022年7月24日のブックマーク (5件)

  • 国立国会図書館デジタルコレクション

  • 24 誰と聞き侍りしやらん名をば忘れにけり・・・

    誰と聞き侍りしやらん、名をば忘れにけり。その人、八幡1)に参て通夜したりける夢に、御殿の御戸を押し開かせ給ひて、誠に気高き御声にて「武内2)」と召しければ、則ち、御答(いら)へ申して参らせ給ふ。 その御体を見奉れば、高年白髪の俗形にまします。御装束は分明ならず。御前に畏まりて侍らひ給ふ。御髭白く長くして、御居長(ゐたけ)と等しかりけり。また、御殿の内より、先の御声にて、「世の中乱れなんとす。しばらく時政3)が子になりて、世を治むべし」と、仰せ出だされければ、「武内4)、唯称しておはします」と思ふほどに、夢覚めにけり。 この事を思ふに、されば義時朝臣5)はかの御後身にや。その子泰時6)までも、人にあらざりけり。 世の中に麻は跡なくなりにけり心のままに蓬(よもぎ)のみして この歌は、かの朝臣7)の詠なり。思ひ合はせられて恥づかしくこそ侍れ。 誰ときき侍しやらん名をは忘にけり其人八幡に参て 通夜

    24 誰と聞き侍りしやらん名をば忘れにけり・・・
    y-mat2006
    y-mat2006 2022/07/24
    小四郎殿、武内宿禰の生まれ変わり説。
  • 576 後嵯峨院の御時亀山殿御所のころ高倉宰相茂通卿と栄性法眼とは・・・

    後嵯峨院1)の御時、亀山殿御所のころ、高倉宰相2)茂通卿3)と栄性法眼とは昔よりの知音(ちいん)にてありけるに、亀山殿の宿所向ひ合はせにてありければ、朝夕寄り合ひて遊びけるに、茂通卿、栄性が亭へ行き向かひけるやうは、髻(もとどり)を放ちて、小袖・白衣(びやくえ)にて、門を入るよりして、「栄性法眼め、おやまけ、おやまけ」と大声にて言ひて縁を上りければ、栄性とりもあへず、簾の中より、「茂通めも、おやまけ、おやまけ」とぞ言ひける。さて、その後寄り合ひて雑談・酒宴などしけるとかや。知音もかかることやは侍るべき。人の利口にてありけるやらん。 かの栄性法眼は、忍びてある尼をかたらひて持ちたりけり。同宿はしながら4)、さすが同じ所には置かで、中一間を隔ててぞ住まひける。 このことのしたくなりける時は、昼中にも前をかき上げて、「一尺すはむの小仏、頭ふりて参りたり」と言ひて、尼がもとへ歩み行きければ、この尼

    576 後嵯峨院の御時亀山殿御所のころ高倉宰相茂通卿と栄性法眼とは・・・
    y-mat2006
    y-mat2006 2022/07/24
    何か特殊なプレイだ。/「一尺すはむの小仏、頭ふりて参りたり」「三間四面の小御堂、御戸開きて参り候ふ」
  • 505 鎌倉の右府の将軍家に正月朔日大名ども参りたりけるに三浦介義村・・・

    鎌倉右府の将軍家1)に、正月朔日、大名ども参りたりけるに、三浦介義村2)もとより候ひて、大侍の座上に候ひけり。 その後、千葉介胤綱3)参りたりける、いまだ若者にて侍りけるに、多くの人を分け過ぎて、座上せめたる義村がなほ上にゐてけり。義村、しかるべくも思はで、憤りたる気色にて、「下総犬は臥しどを知らぬぞとよ」と言ひたりけるに、胤綱、少しも気色変はらで、とりあへず、「三浦犬は友をらふなり」と言ひたりけり。 輪田左衛門4)が合戦の時のことを思ひて言へるなり。ゆゆしく、とりあへずは言へりける。 鎌倉右府将軍家に正月朔日大名とも参たり けるに三浦介義村もとより候て大侍の座上に 候けり其後千葉介胤綱まいりたりけるいまた若 物にて侍けるにおほくの人を分すきて座上せめ/s405l http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100190287/viewer/405 たる義村か猶

    505 鎌倉の右府の将軍家に正月朔日大名ども参りたりけるに三浦介義村・・・
    y-mat2006
    y-mat2006 2022/07/24
    古今著聞集に平六殿のエピソードが載っているのか。
  • 姫はアツく握る - 温井雄鶏 | 少年ジャンプ+

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    姫はアツく握る - 温井雄鶏 | 少年ジャンプ+
    y-mat2006
    y-mat2006 2022/07/24
    お兄ちゃん元気やったのね。/あの時代のアフタヌーンの匂いだ。