中国では性暴力の被害者も当局の圧力で思うように声をあげられない状況があるといいます。実態を取材しました。 【画像】中国・習政権に不都合な人物は抑圧…“監視”され続ける家族 ◇ 今月8日。「国際女性デー」のこの日、渋谷の街中に多くの女性が集まりました。 「私の身体はわたしのもの!」 掲げるプラカードには女性の権利や悩みを訴えるメッセージが書かれています。 なかには中国語のメッセージを掲げる人たちも。 福建省出身の海月さん(仮名)。4年前、日本に来ました。 海月さん「中国にいるとデモ出来ないからね」 以前、中国の農村地帯の小学校で性教育のボランティアをしていた海月さん。そこで児童への性被害がはびこる現状を目にしました。 海月さん「(ある女児は)家のおじいさんに嫌なことされたって。農村地域では性暴力は隠すべきこと。隠されるから、だからやっちゃても大丈夫みたいな」 性被害の声すら上げられない故郷に
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