第二次世界大戦のとき、アメリカにあった黒人兵だけによる編成部隊。 これより紹介させていただくタスキーギ・エアメンという陸軍航空隊も、その1つです。 1939年4月3日に米議会で承認され、今や戦後70年も過ぎて、当時の隊員も次第に鬼籍に入るようになりましたが、また1人が亡くなられました。 ウォー・ヒストリー・オンラインで追悼しておりました(2014年1月24日付け)。 亡くなられたのはジェームズ・ボーマン氏。 ピッツバーグ近郊で亡くなられたのですが、享年91だったそうですから、戦争に駆り出された頃は20歳になるかならないかという若さだったのですね。 公然と法的に差別されながらも戦場にまずは部隊の成り立ちなどを、サラッとウィキペディアの英語版(→link)から解説していきましょう。 当時のアメリカにはジム・クロウ法と言うのがありました。 ざっくり言うと、人種差別を規定したもので、公共の一般施設