知る人ぞ知る沖縄の「粟国の塩」と、伊豆大島の「海の精」。たしかにお勧めではありますが、高価すぎるのが難点です。 入手困難な天日塩は100グラム300~400円台、手に入りやすい釜炊きでも200円台というのは、家庭で気軽に使える値段ではありません。 かといって、1キログラム200~300円台のポピュラーな塩(伯方の塩、赤穂の天塩など)は、輸入天日塩にを国内の海水などで溶解・再結晶させた製品という点では、基本的に塩事業センターの「精製塩」(1キログラム132円)などと大差ありません。 (塩事業センターの塩でイオン交換膜方式の製品は、原料欄に「海水」と書いてある「食塩」「新家庭塩」「並塩」の3種。他はメキシコ産やオーストラリア産の輸入天日塩が原料。) ふだん使いの塩ならこのクラスで充分すぎる気もしますが、どうしてもイオン交換膜式や輸入天日塩が気に入らないむきには、国産・海水100%と表示してある