今月18日からクジラの目撃情報が相次いでいる東京湾の北部で、24日も複数の目撃情報が寄せられ、海上保安部が近くを航行する船に注意を呼びかけています。 羽田空港沖を航行した遊漁船の船長が午後2時すぎに撮影したという動画では、クジラと見られる生き物が潮を吹き、尾びれを海面に出す様子が確認できます。 撮影した遊漁船の船長の清野貴美さんは「クジラがいるらしいと聞いていたので気にかけていたら本当にいて驚いた。お客さんは、釣りでは成果が乏しかったけどクジラに和ませてもらったと喜んでいた。ぶつかったらひとたまりもなさそうで、航行には気をつけようと思う」と話していました。 東京湾では、今月18日から東京・江戸川区や江東区の沖合でもクジラの目撃情報が相次いでいます。 東京海上保安部は目撃されているのは同じクジラの可能性があり、衝突すると事故につながるおそれがあるとして、近くを航行する船に注意を呼びかけていま