Keepalivedを使ったサーバーの監視 以上の設定を行うことで、仮想サービスとして定義したIPアドレスおよびポート宛てのリクエストをサーバーに転送し、負荷分散を行う環境を構築できる。しかし、この場合サーバーが何らかの原因でサービスを提供できなくなっても、そのサーバーにはリクエストが転送される可能性がある。つまり、サービスの冗長化は厳密には行えていない。そこで、続いてはKeepalivedを使ってサービスの稼働状態を監視し、サービスが停止しているサーバーに対してはリクエストの転送を行わない、という設定を行ってみよう。 Keepalivedは以下のような機能を持つルーティング管理ソフトウェアだ。 パケット転送先サービスの死活監視 LVS自体の死活監視 LVS設定の動的変更 Keepalivedは、大きく分けて2つの目的で利用される。まず一つは、サービスの稼働状況に応じてロードバランサの設定
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