バッファ・キャッシュを使うためハッシュ・チェーンを探索したり変更を加えようとするセッションは、 必ずそのチェーンを管理しているcache buffers chainsラッチ(以降、CBCラッチ)を獲得しなければなりません。 このラッチを獲得する時に、競合が発生するとlatch:cache buffers chains待機イベントで待機します。 Oracle9i以降からは読み取り専用を保護するため、チェーンを探索する場合にはCBCラッチを 共有モードで獲得し、競合を減らせるようになっています。これには一つ注意すべきことがあります。 理論的にはSELECT文が同時に発行された場合は、CBCラッチを共有できるため、 CBCラッチ競合が発生してはいけませんが、実際テストをしてみるとラッチ競合は相変らず発生します。 その理由は、バッファ・ロックと関連があります。読み取り専用で作業を行うために共有モー
【注意】本記事の検証結果は環境、バージョン毎に異なる可能性がありますので、内容の理解と充分な検証の上自己責任で適用を実施してください。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く