「1700万人が潜在ユーザー」。ヤフーのシステム統括本部マップイノベーションセンター長の石田幸央氏は、同社が開発したスマートフォン向けカーナビアプリの発表会で、こう宣言した。スマホの利用者の中で車載カーナビを利用している人が1689万人であるという、同社の独自推計に基づく数字だ。 ヤフーは7月31日から、スマホ向けアプリ「Yahoo!カーナビ」の提供を始めた。アンドロイド携帯とiPhoneで利用できる。スマホ向け無料カーナビアプリとして、初めて渋滞情報などを表示する「VICS」に対応した。3D表示、高速道路の入口・分岐、ETCレーンなどをイラスト表示するなど、通常のカーナビ同様の使い勝手を目指している。 グーグルからユーザーを取り戻す ヤフーのターゲットは、米グーグルだ。グーグルがスマホ向けに提供している地図アプリは、既にカーナビ機能を備えているのに加え、アンドロイド携帯には標準搭載されて
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