北京五輪で中国チームを率いて銅メダルを獲得し、世界を驚かせた井村雅代氏。協会との確執は解消されたのだろうか。 2月22日、シンクロナイズドスイミング日本代表コーチに、井村雅代氏が就任することが決まった。 2004年のアテネ五輪後に退任して以来、10年ぶりの復帰である。 日本のシンクロナイズドスイミングを世界でも有数の強豪に育て上げた井村氏の功績は、広く知られるところだろう。シンクロナイズドスイミングがオリンピックで採用された'84年のロサンゼルス五輪から6大会連続で日本にメダルをもたらした最大の立役者でもある。 チーム、デュエットともに銀メダルを獲得したアテネ五輪後、指導者の「世代交代」を促す声もあり、退任となった。その時点で、引き継げる指導者がいると確信しての交代であったのか、疑問ではあったが。 井村氏の手腕があらためて注目されたのは、その後、中国のヘッドコーチに就任してからのことだ。世
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