【笹井継夫】JR西日本は大阪市中心部を走る大阪環状線を大幅にてこ入れする方針を固めた。新型車両の投入や主要な駅の改装、高架下の利用などで、2013年度から5年間に取り組み、今後は「大阪の顔」として積極的に盛り上げていく。 13日に発表するJR西の中期経営計画に盛り込む。大阪環状線は、神戸線や京都線に比べて私鉄との競合が少なく、これまで投資が抑えられてきた。 環状線は1961年に開業。大阪駅や天王寺駅など大阪市内の19駅を環状に結ぶ21・7キロを運行する。旧国鉄時代の69年に導入された103系電車が今も走っており、新型車両に改めていく。駅舎の老朽化も進んでいるため改装を進める。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら