神戸市中央区のJR三ノ宮駅で、終電の発車を告げられた駅員を殴りつけたとして、兵庫県警生田署は30日未明、暴行の疑いで自称芦屋市に住む無職の男(74)を現行犯逮捕した。男は券売機で切符を買い、大阪方面に向かう電車のホームに向かおうとして駅員に止められたといい、「何で電車がないのに切符を買えるんや」と怒り、暴れたという。 逮捕容疑は同日午前0時55分ごろ、JR三ノ宮駅構内で、男性駅員(55)の顔を殴った疑い。同署によると、男は酒に酔い、帰宅中だったと説明したという。調べに「暴行はしていない」と容疑を否認している。 逮捕時、同駅では大阪と反対方向の姫路方面に向かう電車は運行していた。